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CFD投資戦略

リスクコントロール

CFDはレバレッジの効いた商品ですので、何よりも重要な戦略はリスクコントロールといっても過言ではないでしょう。

もし、あなたが買いか売りかをサイコロで決めて10回取引を行ったと仮定します。(ここでは取引のコストは考えない)
理論的には買った回数、負けた回数はともに半々で、儲かりもせず、損もしないはずです。
ところが、結果は大きな損失となることが多いのです。
それは、買った時の利食いは早く(=利益は小さい)、負けた時の損切りは遅く(=損は大きい)なってしまうからです。
なぜ、そうなるのでしょうか。

理由の一つは、人間の心理でしょう。

含み益のあるポジションの決済は簡単ですが、逆に含み損があるポジションはなかなか決済ができません。損失が膨らむとさらにできなくなってしまいます。その時点では、相場観というよりも期待観で相場を見てしまいます。最終的には、強制決済になるまで放置する状態へ陥ってしまいます。


そこで、戦略1
ポジションをもつ際にあらかじめ、下記の事項を確認する。
1. なぜポジションを持つのか? 

テクニカルか、ファンダメンタルなのか?


2. いくらまで上昇(又は下落)を予想しているのか?下落(又は上昇)の余地はどこまでみるのか?
○○円まで上昇すると予想する。
テクニカル分析であれば、自ずと下落余地と損切り価格も自ずと割り出せるのではないでしょうか。
また、ファンダメンタル分析が基であっても、上昇余地より下落余地が大きくなっては投資の妙味がないので上昇余地内で下落余地を設定すればいいのではないでしょうか。


3. いつ、その価格になると考えているか?(いつまでに決済する予定か?)

短期取引か、中長期の投資かがしっかりしておれば、判断のタイミングもはっきりします。
デイトレードで取引すると考えていたら、やはり、その日のうちに決済するべきと考えます。それが、結果、翌日まで保有していたら利益だったのにということもあるだろうが、逆に動いた場合、決済がなかなかできないケースになる可能性もあり、あきらめるべきかと思います。
取引する際に確認した相場観とは明らかに違っているわけですから。



4. 逆に動いた場合はどうするのか?
逆に動いた場合の対処が上記の3~4の内容をしっかりと確認することではっきりしているかと思います。
当初、確認した損切り価格には、ポジションを持った時点でしっかりと逆指値注文を入れておくべき。
ポジションを持つ時というのは、当然、儲かると信じているから注文を入れるのであって、相場が逆に動いた場合のことを考えないものです。これらを今一度、メモなどを取って確認するのが、負けを大きくしないことにつながるのではないかと思います。




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