CFDの基礎
CFDは、すでに世界の多くの国々で投資家に取引されている金融取引商品です。
まだ、日本でCFDを知っている投資家は多くありませんが、使いようによってはかなり有利な取引です。少しでも多くの方々にCFDを知っていただこうとサイトを作成いたしました。
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CFD取引とは?
CFDとは「Contract for Difference」の略語です。
日本語にすると「差金決済契約」や「差金決済取引」という意味で世界各国の市場の株式や株価指数、債券、金利、コモディティ、FXなどの価格や値動きを基にCFD業者が2種類の価格(ビッド・オファー)を提示し、顧客はその価格、及び値動きを利用して証拠金取引が可能で、その差額分を顧客の損益とするものです。
証拠金取引とは、実際の総取引金額に対して比較的小額の証拠金を預け入れて取引するものです。
証拠金率は20%~(IGマーケッツ証券)ですのでレバレッジは約5倍~となります。
ようするに100万円分の株式CFDを取引するのに、20万円の証拠金で取引が可能となります。
CFDは、信用取引の約3.3倍と比較すると資金効率が高くなるハイリスクハイリターンの取引となります。
(※右側の表では証拠金率6%、レバレッジ約16.7%となっていますがこのサイトを作成した2009年当時の情報を元に作成した表です。
残念なことに個人投資家は金融庁によりレバレッジの規制の対象となり、CFDの一部の醍醐味を享受できなくなってしまった過去があります。)
※この証拠金率は、CFDを提供する会社によって違います。
また、会社によっては投資経験や金融資産など投資家の状況でレバレッジを制限する場合もあります。
FX、いわゆる外国為替証拠金取引の店頭取引の仕組みを世界の個別株や株式指数、債券、コモディティ関連等にも応用したものといえばわかりやすいのではないでしょうか。
日本ではまだマイナーですが、世界的には、イギリス、ヨーロッパ、オセアニアを中心にとてもメジャーな投資法です。イギリスにおいては2000年から個人投資家向けにCFD取引が行われています。
日本では2005年にひまわり証券がCFDの提供を開始、さらに世界で最初にCFD取引を始めたCMC Marketsグループも2008年4月から日本での営業をスタートしました。
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