CFD完全攻略: CFD取引の仕組み、CFD取引の内容などの情報をお届けします

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CFDの基礎

CFDのメリットで紹介した様にレバレッジをかけて取引を行なう証拠金取引を行ないますので、CFDはハイリスク、ハイリターンの取引です。

CFDのリスクを十分に理解、把握し、味方につけられるかどうかが、CFD取引の結果を左右すると言っても過言ではないように思います。

ここでは、リスクをできるだけわかりやすく解説していきます。


CFD取引のリスク

CFD取引を考慮する際にはまず、CFD取引と既存の取引(取引所取引との違い)の違いを十分に理解する必要があります。また、一言でCFD取引と言ってもその仕組み、内容は提供する会社によって三者三様、全く違うものという認識が必要です。
CFD提供会社がルールを作り、そのルールに沿って投資家は取引を行うことになります。
よって、取引を開始する際には、各社が提供する事前交付書面等をしっかりと確認、しっかりと把握する必要があります。
また、当然の事ながら元本が保証された取引ではなく、また利益が確定された取引でないことを十分にご理解した上で、ご自身の取引目的や資産状況等から、CFD取引が適性であるかどうか十分に考慮した上で判断する必要があります。

1.証拠金取引であること

・証拠金取引は、事前に証拠金相当額以上を預け入れた上で取引を行います。
・関連市場の動向(企業の倒産や流動性の変化など)によっては、委託証拠金額、その倍率は、突然変更される場合があります。
・証拠金取引は、非常に高いレバレッジ(低い証拠金率)を可能とします。このことは、小さな値動きが多大な損失につながることを意味しています。結果として、預け入れた投資額を超える損失が生ずる可能性があります。

ここがポイントで発注の時点での投資額で自身がいくらまで耐えられるのか、計算できない、しない場合は、CFD取引をやるべきではありませんし、あってはなりません。

2.市場リスク

・価格変動があります。海外のCFD取引の場合は、為替の変動が加味されます。ポジションによっては、金利、配当に関わる損益が存在します。
・取引所取引と違い、ビッド・オファーのスプレッドが存在します。その差から損失が生じる場合があり、そのスプレッドは市場の動向や流動性によっては急激に拡大する場合があります。
・各取引通貨ペア、政策金利などの金利の変化によって、通常お客様が受け取る金利差調整分、配当調整分について逆に支払いを求められ、損失が生じる場合があります。

クーリングオフ

・お客様が注文執行後に当該注文に係る契約を解除すること(クーリングオフ)はできません。

オペレーショナルリスク

・ CFDは通常インターネットを介して取引されます。それによりお客様は電子的な取引を行う上でのオペレーションリスクを負います。それらは、以下の項目を含み、またこれに限りません。

取引ソフトフェアの安定性

・国内、国際接続環境の安定性と信頼性
・顧客自身のコンピューター、及びインターネット環境の安定性と信頼性

クレジット& カウンターパーティーリスク

・CFDは店頭デリバティブ取引であり、各社のカバー取引相手方またはお客様資金の預託先の業務または財産の状況が悪化した場合、証拠金その他の保証金の返還が困難になることで、損失が生ずる恐れがあります。




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